2022/07/11 18:16

オーストラリア翻訳国家試験NAATI(英日)に合格したころの学習(01) ごあいさつ

オーストラリア翻訳国家試験NAATI(英日)に合格したころの学習(03) 難易度

オーストラリア翻訳国家試験NAATI(英日)に合格したころの学習(07) 翻訳コースの良かった点

の続きです。

前回は良かったこと5点
1) 半年のコースで1年学んだ
2) 先生とクラスがよかった
3) 一発合格できた
4) 大学設備がよかった
5) キャンパスがメルボルン中心地にあった
をご紹介しました。
今回は「悪かったこと」を書きたいと思います。

平等に今回も5つ。

まず感情的な面で。
私は半年のコースを1年に引き伸ばしたため、クラスメイトとのつながりができにくかったです。
他のクラスメイトは半年で凝縮されたクラスで顔を合わせるため、私は蚊帳の外になることも多く。
もちろんクラスメイトをつくるために通ったわけではないのですが、時々寂しくなることはありました。
→これをどう補ったのかは次回書いてみます。

ふたつ目は、生活のほとんどの時間が翻訳の勉強に取られたこと。
最初は苦しくて2行やっては休憩、などを繰り返していましたので1題の課題を終えるのに何日も何時間もかかっていました。
もちろんこれをつづけていくうちに慣れてはいきました。
慣れた後も、量をこなすためと、集中力や持久力をつけるために、TOEICの頃と同じく、大量に時間をかけて取り組む必要がありました。
学校まで片道1時間以上かかったのもロスでした。
→これは合格には必要なことだったので、何か別のもので補うというよりは、どのように集中力を高めていったのかを次回書いてみたいと思います。

3つ目は、先生によって状況によって許容レベルが違うこと。
特に日本語の自然さについては、海外にいる分、自分も何が正しいのかわからなくなることがあり悩まされました。
→先生と相性を合わせることについては前回書きましたが、それ以外の補い方について次回書いてみたいと思います。

4つ目は、権威が押しに弱いこと。
そこもうちょっと踏ん張ってほしいな、と思うことが何度かありました。
また実際に内部の方からも話を聞いていますので、公にできないことがいろいろありそうです。
どんな業界もそうだと思いますが。
NAATIは自分ができていたら、他人のスコアに関わらず合格はできるので、あまり他人のことは気にしなくてもいいのですが。
→この段落だけめっちゃ「あいまい」な書き方になってます。これは私が補うことでもないので次回も触れないようにします。

5つ目は、「NAATI英日はオーストラリアでほぼ需要がない」ということを受講前や受講中には教えてくれないこと。
はい、仕事はほぼないです。
日本語で出来た文書を必要としているのは「日本の機関」です。
日本の機関はNAATI資格を求めません。
特に日本にある日本の機関は。
オーストラリアにある日本の機関であれば、NAATIのスタンプがあればいいな、という程度で、「NAATI日英」のように絶対必要なものではないため、高いお金を出して有資格者に依頼せず身内で済ませるのが普通でしょう。
仮にあったとしても、すでにある翻訳会社が市場を独占しているため、新規の翻訳者にはまず回ってきません。
→どのように補ったか、というか対応したか、を次回書いてみます。


「どのように訳したらいいのか」という質問が結構あります。
クリスは参加していない勉強会ですが、日本語で理解したらどうなるのか、日本語ではどのような表現になるのか、ご興味のある方一度来てみてくださいね♪
トピックは、各国でリアルタイムで起こっていることをメインに、さまざまな分野から取り上げています。
日本語で言いたいことを言ってみて、その後英語で言ってみる、というのも良いトレーニングになりそうですね。